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アスファルト防水工事|トーチバーナーやトーチ工法をまるっと解説!

トーチバーナーはアスファルト防水工事のトーチ工法で使用される道具です。防水工事にはアスファルト防水以外にも『ウレタン防水』『FRP防水』『シート防水』があるため、比較してから決めるとよいでしょう。

それぞれの防水工事にはメリット・デメリットがあり、工事が適している場所も異なるからです。

このコラムでは、アスファルト防水工事に使うトーチバーナーについて、そのほかの工法との違いとともに解説しています。アスファルト防水工事以外の3つの防水工事についてもわかりやすくご紹介していますので、違いを比較して納得のいく防水工事を選びましょう。

防水工事に使うトーチバーナーってなに?アスファルト防水工事の3つの工法について

トーチバーナーは最近では、キャンプやBBQなどアウトドアで火おこしのために使われることも多いため、見たことがあるという方もいるかもしれません。しかし、防水工事に使うトーチバーナーは防水工事専用の工具なので、アウトドアで使うものとはタイプが異なります。

この章では、アスファルト防水工事の工法についてトーチ工法はもちろん、そのほか2つの工法をご紹介しています。それぞれの工法の特徴などを比較してみるとよいでしょう。

トーチ工法

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トーチ工法とは、トーチバーナーという専用の道具を使い、シート状になっているアスファルトの表面を熱で溶かしつつ下地に貼り付けていく方法のことをいいます。アスファルトの融解温度140~160度に対して、トーチバーナーは1000度以上の炎を噴射するため手早く貼り付けることが可能です。

このような施工方法から、「DIYでもできそう」思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、トーチ工法はプロでも難しい施工方法のためDIYでおこなうのはおすすめできません。

なぜかといいますと、トーチバーナーの扱いやシート貼り付け作業の調整が難しく、経験を積まないと接着面が弱くなり、施工不良となりやすいからです。このことから、トーチ工法でのアスファルト防水工事では、トーチバーナーの扱いが得意な業者を選ぶ必要があります。

また、トーチ工法は短い工期で施工でき、熱工法よりも施工時の異臭が少ないのが大きなメリット。さらに耐久性に優れているため、業者選びの問題さえクリアできれば前向きに検討したい防水工事といえるでしょう。

熱工法

アスファルトを溶かすための設備を使い、アスファルトのシートを熱して貼り付けて防水層を重ねていくのが熱工法という防水工事です。トーチバーナーではなく、融解釜という窯を使用することで十分な温度で施工することができ、高い耐久性と防水性能を維持できるのが魅力になります。

ただ、融解釜という大きな設備を動かすことになるため、高温で作業をすることの危険性や稼働にともなう臭気や煙の発生は避けられません。そのため、トラブルとならないように、熱工法で防水工事をおこなう際はあらかじめ周りの住人と話をつけておく必要があるでしょう。

常温工法

すでにご紹介した2つとは違って、防水工事でトーチバーナーや融解窯を使わずに常温でアスファルトを貼り付けていく方法なのが常温工法です。熱することによる煙や臭気が発生しないため地球環境にやさしく、近所の目を気にせずに施工できる点は大きな魅力といえるでしょう。

しかし、常温工法は複数のシートを重ねて施工していくため建物の重量が増えてしまうのが気になるところ。建物は重いほど耐震性能の面で不利になってしまうので、注意しておきたいところです。また、トーチ工法と同じく施工難易度が高いので、業者選びにも注意する必要があります。

アスファルト防水工事以外の工事についても知ろう

防水工事には、アスファルト防水工事以外にも「ウレタン防水」「FRP防水」「シート防水」の3種類の方法があり、それぞれ違った特徴を持っています。これらの防水工事を知りトーチバーナーを使ったトーチ工法以外の工法も検討してみてください。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を下地に流して固めることにより、防水機能の高い層を作る防水工事です。ウレタン樹脂は弾力性の高さが特徴で、ベランダや屋上などの下地に密着しやすいため継ぎ目のない仕上がりにすることができます。

さらに、ウレタン防水は重ね塗りがしやすいため、劣化による再施工が必要になったときに廃材が出にくいのが大きなメリット。反対に、ウレタン防水の耐用年数は10 年程度と短く、5年間隔でメンテナンスが必要になってきます。

また、ウレタン防水は紫外線に弱いという特徴がある点に注意が必要です。紫外線にさらされやすい屋上よりも、比較的日の当たりにくいベランダに向いている防水工事といえるでしょう。

FRP防水

防水性能を持ったプラスチック繊維を使用していく防水工事をFRP防水といいます。FRP防水に使われる素材は軽くて丈夫なものとなっており、耐震性能を維持しながら防水機能を維持することが可能です。さらに、歩行によるスレにも強いため、ベランダやバルコニーなどの人通りがある場所への防水工事として向いているでしょう。

しかし、ウレタン防水と同じく紫外線に弱いため屋上や陸屋根の防水工事としては向いていません。耐用年数も10~13年とそこまで長くないため、施工をおこなうかは自宅で施工したい場所や環境を考慮する必要があります。

シート防水

シート防水は、防水機能のあるシートを重ねて貼りつけていく防水工事です。シート防水には塩ビシート防水とゴムシート防水の2種類があります。前者は紫外線に強くて耐用年数も長い(10~20年)ため屋上向きで、後者はコストを抑えつつ防水機能を維持することが可能です。

また、どちらのシート防水も平面の地形にしか施工できない点にはご注意ください。複雑な形状の屋根やベランダなどに向かないため、施工可能かどうかは業者に現地調査を依頼して、施工現場の様子を見てもらうのがよいでしょう。

施工業者がまだ決まっていないなら……

防水工事は屋上やベランダなどで発生する雨漏りを防ぐための重要な建築材料です。そのため、施工不良のリスクや費用の面で後悔しないように、業者選びは慎重になるのがよいでしょう。

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