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内樋の雨漏りを根本的に解決するには屋根リフォーム工事が必要です!

内樋の雨漏りを根本的に解決するには屋根リフォーム工事が必要です!

内樋(うちどい)の雨漏りを根本的に解決するなら屋根リフォームが必要です。

内樋は雨樋を屋根の内部に一体化した雨樋のことをいい、屋根の見栄えをよくするために使われます。しかし、屋根のなかに雨樋がある都合上、排水口が詰まってしまうと家屋のなかで雨漏りが起きやすくなるのです。そのため、内樋の雨漏りを根本的に解決するならば屋根のリフォームが必要となってきます。

このコラムでは内樋の雨漏りの危険性や屋根リフォームの必要性についてご紹介していきます。また、リフォーム費用についてもご紹介していますので、参考にしてみてください。

内樋が詰まると簡単に家屋の雨漏りの原因になってしまいます

一般的な雨樋(あまどい)は、屋根の下部分に筒を半分に割ったような管を敷き、流れた水を捨てるためのパイプが付いている作りになっています。こうすることで、雨が降ったときに効率よく排水することができるので、水ハネによるカビや腐食の発生を防ぐことができるのです。この構造を持った雨樋が「屋根の外ではなく屋根の内側」に付いたものを内樋といいます。

屋根の下部に見える雨樋ではなく内樋を使うことで家の外観がスッキリした印象になりますが、一方で落ち葉や風で飛んできたゴミなどが内樋に詰まることにより、雨漏りが発生する原因になることもあるのです。ここで、内樋の雨漏りを修理するときになぜ屋根リフォームが必要なのかご紹介します。

屋根のリフォーム工事が必要な理由

屋根のリフォーム工事が必要な理由

内樋の雨漏りでなぜ屋根のリフォーム工事をおこなうのかといいますと、雨漏り再発防止のために、内樋から雨樋に変更する必要があるからです。内樋は屋根と一体になっているので、取り除くためには屋根そのものに手を加えなければなりません。

基本的に内樋の雨漏りは、内樋のなかにゴミが詰まることで発生するため、業者に依頼して詰まりを直すことで改善ができます。

しかし、内樋が雨漏りするほど詰まりが発生するということは、内樋にゴミが溜まりやすい環境ということ。そのため、せっかく詰まりを直しても内樋がある限り雨漏りが再発する可能性が高いのです。反対に雨樋は屋根の外側に取り付けられるものなので、たとえつまりが発生しても内樋ほど雨漏りのリスクが高くありません。

また、内樋は30年ほど前に多かった造りであり、内樋を採用している建物の多くはそろそろ屋根リフォームが必要な時期になるというのも理由のひとつです。もし屋根が古くなっているのであれば、雨樋の雨漏りを修理するついでにリフォームするのがよいでしょう。

屋根全体のリフォーム工事は大きくわけて2通り

内樋の雨漏りを修理するためにおこなう屋根のリフォーム工事は、大きくわけて「葺き替え工法」と「カバー工法」の2通りがあります。それぞれ特徴や費用の違い、施工できる条件が異なるため、どちらでリフォームをしてもらうか検討してみましょう。

葺き替え工法

葺き替え工法

屋根の葺き替え工法とは、まったく新しい屋根材へ取り換える施工方法のことをいいます。今使っている屋根材をすべて撤去して軽い屋根材を選ぶことで家の耐震性能を高めることも可能です。さらに、瓦屋根のような複雑な形の屋根でも施工ができます。

費用については葺き替えに使用する屋根材によって変わってきますが、屋根材を撤去する作業の手間と費用がかかるため、相場は以下のように高くなりやすいです。

【葺き替え費用相場目安(1㎡あたり)】
  • 日本瓦:8,000円~
  • スレート屋根:5,000円~
  • ガルバリウム鋼板:7,000円~
  • アスファルトシングル:6,000円~

葺き替え工法はカバー工法と比べて屋根全体を新しくするため、建物の寿命を長く保つことができ、メンテンナンスの手間もかかりにくくなります。条件に合わずカバー工法ができない場合や、家の耐久性を維持したいときは、葺き替え工法を選ぶとよいでしょう。

カバー工法

今使っている屋根の上に新しい屋根材を取り付けてリフォームをするのがカバー工法です。屋根材を撤去することなく施工をおこなうため、撤去作業が必要ないので比較的短い期間でリフォームをおこなうことができます。

なお、カバー工法は元の屋根よりも重い素材を使うことができず、瓦屋根の家はそもそもカバー工法ができないなど、施工するための条件があるので検討時には注意が必要です。そのためカバー工法に用いる屋根材は、基本的に以下のような金属製の屋根材に限られます。

【カバー工法費用相場目安(1㎡あたり)】
  • ガルバリウム鋼板:6,000円~
  • トタン:4,000円~

カバー工法は葺き替え工法よりも施工費用の面で安く済むことが多いです。しかし、重量が上がって耐震性能が落ちたり、施工条件があったりするので本当にカバー工法で問題ないかよく検討しましょう。

屋根リフォームの工法については以上となります。耐震性と建物の寿命を重視するなら葺き替え工法、費用と施工期間を抑えたいならカバー工法が適しているので、違いを比較して最適な施工方法を選ぶことが大切です。また、屋根のリフォームについて困っている、リフォームをしたいというときは、ぜひ弊社へご相談ください。弊社は、内樋の雨漏り修理やリフォームが得意な業者のご紹介が可能です。

屋根のリフォームによる負担を減らす方法

内樋の雨漏りを屋根リフォームで修理するとなると、多くの費用がかかってしまいます。しかし、自治体の補助金や火災保険の適用を利用すれば、費用負担を大きく下げることも可能です。それぞれ適用される条件があるので、自身の状況を振り返って利用可能かどうか確認してみてください。ここでは、屋根リフォームの負担を減らす方法と条件をご紹介します。

自治体がおこなっている補助金を使う

自治体がおこなっている補助金を使う

自治体によっては、屋根のリフォーム費用の負担を軽減する制度として、「省エネリフォーム」「耐震リフォーム」というものがあります。これらの制度は、生活で発生するエネルギーの効率を高めたり、耐震性能を高めたりする目的でおこなうリフォームで適用される場合があるのです。

ただし、適用条件や交付の判断は各自治体次第になります。気になる方はお住まいの自治体窓口やホームページなどで確認してみましょう。また、以下に補助金交付の可能性があるケースをまとめました。ただしあくまで一例であり、細かい条件は自治体により異なるのでご注意ください。

補助金交付の可能性があるケース
省エネリフォーム 耐震リフォーム
  • 断熱材向上のためおこなうリフォーム
  • 屋根にあるアスベストを取り除く
  • 太陽光発電用のパネルを取り付け
  • LEDを使った照明を設置する
  • 昭和56年5月以前につくられた建物
  • 市民税を滞納したことがない
  • 耐震診断での数値が基準値以下
  • 改修後の耐震基準値が1.0を上回った

火災保険

もし火災保険に入っていて、台風などの影響により内樋の雨漏りが発生している状況の場合、火災保険が適用される可能性があります。火災保険は台風や強風などの風災、積雪の重みでの破損に適用されることが多いので、自身が契約している火災保険の内容を確認してみましょう。

また、火災保険適用の可能性があるとわかったときは、業者に依頼するより先に保険会社へ相談するようにしましょう。あらかじめ保険会社と相談しておくことで、保険申請がスムーズに進みやすくなります。

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