雨漏りに気づいた場合、早く調査をしてもらう必要があります。
なぜなら、雨漏りを放置することによって、カビの発生や木材の腐食など、ほかのトラブルが発生する原因にもなるからです。
雨漏りによる被害を最小限にするためにも早めに調査依頼をするようにしましょう。
この記事では、雨漏り被害が壁紙に及んでいる場合の症状と原因、さらに雨漏り修理を業者に依頼した際にかかる費用についてご紹介していきます。
「壁紙にシミを見つけたが雨漏りをしているかどうかわからない」
「どこから雨漏りしているのかの原因と対処法を知りたい」
そんな方はぜひ参考にしてください。
また、「すぐに雨漏りを直してほしい!」というご要望には、雨漏り修理110番がお応えします。
事前調査は無料でおこなっていますので、まずはお電話ください。
雨漏り症状と壁紙のシミの関係性
まず雨漏りの症状は一体どんなものなのでしょうか。症状がわからないと正しく対応することができませんよね。ここでは、雨漏りの症状と、壁紙に起こるシミの関係性についてみていきます。
雨漏りで現れる症状は壁紙のシミだけじゃない!
雨漏りはとても厄介なトラブルです。たとえば、屋根から雨漏りが発生しているというケースでは、部屋の中まで水が垂れてきてしまい、家具などを濡らしてしまいます。また、窓から雨漏りするというケースは、窓を閉めることが困難なほどサッシが歪んでいたり、そもそも窓のサイズがあっていなかったりする場合があるのです。
雨漏りのサインに気づいたらやるべきこと
雨漏りはある日突然起こることもありますが、必ず前兆のサインがあります。たとえば、上記でお伝えしたように、天井や壁紙にシミができている場合は、雨漏りのサインです。ほかにもどこかが湿っていて、その状態が継続することから、カビのニオイがしてくるときもあります。このような場合には、どこが雨漏りの原因なのかを特定することが大切です。
また、賃貸住宅で雨漏りが起きた場合は、管理会社や大家へまず連絡をするようにしましょう。なぜなら、建物自体の老朽化が原因の場合はほかの部屋にも被害が及ぶおそれが考えられるからです。
管理会社や大家へ連絡することによって、管理側が指定した業者を手配してくれたり、修理代を負担してくれたりするケースがあるのです。また、勝手に業者を手配して修理してしまうと、引越し時の原状回復でトラブルが発生してしまうかもしれません。トラブルを避けるためにも、賃貸で雨漏りが発生したときは管理会社や大家に連絡必ず連絡は入れるようにしましょう。
雨漏りの原因が特定できない場合は?
これまでご紹介した原因以外に問題がありそうな場合、またはどうしても原因がわからないという場合には、雨漏り修理業者に相談して、調査をしてもらうとよいでしょう。なぜなら、業者に依頼することによって、雨漏りの原因を早急に特定してくれるからです。
雨漏り修理110番では現地調査を無料でおこなっていますので、ぜひお問い合わせください。
雨漏りの原因は何?
そもそも雨漏りの原因はなんなのか不思議に思った方も少なくはないでしょう。ですが、雨漏りの原因を特定するのはとても難しいのです。そこで、ここからは雨漏りが起こる場所から考える原因をご紹介していきます。当てはまる箇所がないかチェックしてみてください。
雨漏りの原因
雨漏りが起こる箇所をいくつかピックアップし、簡単に原因を説明していきます。お住まいに当てはまる点がないかチェックしながらみていってください。
・屋根
台風などの天候が荒れているときにはとくに雨も風も吹いてきます。瓦屋根の場合はとくに、隙間に雨水が入り込むことによって、雨漏りが起きてしまいます。
・壁
普段住んでいると、壁の劣化には気づきにくいかもしれません。しかし、台風のような強い雨や風によって外壁の防水効果のある塗装が剥がれてしまうと、雨漏りをしてしまう原因となるのです。
・窓
窓のサイズがあっていなかったり、サッシが歪んでいたりすることによって雨漏りが起きてしまいます。普段の生活では気がつかなくても、大ぶりの雨のときに発見されることがあります。
・天窓
20年以上メンテナンスをしていないという場合は、経年劣化によるひび割れなどによって雨漏りが起こることがあります。
・給排水管
経年劣化または災害などによる影響でズレが起きてしまうこともあります。そして防水シートと外壁の間に雨水が入り込むことによって、雨漏りしてしまうのです。
壁紙にシミがあるときは外壁から雨漏りしているかも
ここでは、外壁から雨漏りする原因についてみていきます。もしお住まいの壁紙にシミができているという場合は、下記のことが考えられるかもしれません。
- 外壁素材の劣化
- 施工ミス
- 自然災害
- 雨どいのつまり
- 外壁の損傷
経年劣化により外壁に使われている素材が劣化してしまったり、自然災害などが起こったりすることによって、現状が悪化してしまう場合もあります。とくに地震の場合は激しい揺れによってズレが生じるケースもあり、外壁にある損傷を悪化させてしまうのです。
また、雨どいのつまりは、落ち葉やゴミなどがたまってしまうことにより起こります。雨どいがつまってしまうと、水があふれてきてしまい、その結果雨漏りが起きてしまうのです。
雨漏りしたときの応急処置法
雨漏りしたときの応急処置の方法を知っておけば、対策することができます。ここでは、準備するものと、それを使った処置の方法をご紹介していきます。
室内の応急処置
まずは室内に雨漏りが起きてしまった際の応急処置法からみていきましょう。
- バケツ
- 雑巾、タオル
- 新聞紙
- ブルーシート
床や家財を濡らしてしまわないよう、まずは床にブルーシートを敷きます。ブルーシートがない場合は、大きめのタオルや、雑巾などでも代用できます。
シートを敷いたら、その上にバケツを置きましょう。こうすることで、水が溜まってきても外にはねることなく、床や周囲を濡らす心配がありません。
壁紙にカビが発生している場合の応急処置
次に、壁紙にカビが発生してしまっている場合の応急処置法についてみていきましょう。
- 水
- 重曹
- 酢
- エタノール
- スプレーボトル
- 歯ブラシ
- 酢と水を混ぜてスプレーボトルに入れたもの
- 重曹と水を3:1で混ぜた重曹ペースト
- スプレーボトルに入れたエタノール
この3つを用意します。まずは、1のスプレーを吹きかけて5分放置したら拭き取ります。2を塗り、ラップなどで覆い1時間ほど放置します。2を拭き取ったら、3で殺菌をします。
また、重曹やエタノールはドラッグストアやホームセンターで購入することが可能です。壁紙にカビが生えてしまった場合、身近なもので応急処置をとることができますので、ぜひ実践してみてください。
【可能な場合】屋根の応急処置と注意点
屋根の応急処置は、必ず安全に配慮しておこなわなければ、転落して最悪の場合は命に危険が及ぶこともあります。足場を確認して、決して無理をせず可能な場合におこなうようにしましょう。
・屋根にブルーシートをかぶせる
できるだけ大きなブルーシートを用意することによって、何枚もかぶせる必要がなくなりますので効率よく作業をおこなうことが可能です。屋根にブルーシートをかぶせる際には必ずふたり以上で安全を確保・確認しながら、おこなうようにしましょう。
・コーキング剤を使って隙間を埋める
コーキング剤は、塗布する面の汚れやほこりなどを完全に落としてから使用するようにしましょう。
・防水テープを使って隙間や穴を埋める
防水テープを使用する際にも隙間ができてしまっては意味がなくなってしまいますので、必ずトラブル元の箇所を確認しながら作業をおこなうようにしましょう。
コーキング剤や防水テープに関しては、あまり聞きなじみがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、これらはホームセンターなどで手に入れることができます。種類も豊富で値段も防水テープは600円~、コーキング剤は300円~と安価なものもありますので、応急処置に使用できるよう購入しておくとよいです。
屋根に登って雨漏りの応急処置をする場合は、万が一危険なことが起きてしまっても助けあえるように必ずふたり以上で作業をするようにしましょう。
なぜなら、高所での作業となり危険を伴うからです。
なかなか安全が確保できなかったり不安が残ったりして難しいという場合には、室内でできる対策のみをおこなって、すぐに雨漏り修理110番にご相談ください。
早く雨漏り原因を特定したい!調査や修理はプロに依頼しよう!
雨漏りの原因をはやく特定したくても特定できないというときは、原因が簡単に見つけることができない場所にあるかもしれないので、業者に依頼し調査してもらいましょう。この章では雨漏り調査の依頼先と修理を依頼した場合の費用相場についてご紹介します。
雨漏り調査の依頼先
ここでは、雨漏りの現地調査をどこに依頼したらよいのかについてご紹介していきます。
・雨漏り修理業者
雨漏り修理業者に関しては、どこからが原因でトラブルが発生しているのかがわかるので、いちばんオーソドックスな依頼先といえるでしょう。
・ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、お住まいの物件を建築した業者のことをさします。ですので、家の内部の構造をよく把握しているため原因を見つけやすいです。
・リフォーム会社
住んでいる過程で、リフォームをおこなった場合は、リフォーム会社に問い合わせてみてもよいかもしれません。なぜなら、間取りや構造を把握しているためです。
・塗装会社
塗装会社は外壁などの劣化によって雨漏りが起きている場合の修理に詳しいです。塗装が関係している場合には、塗装会社に連絡してみるとよいでしょう。
雨漏り修理を業者に依頼するといくらかかる?
雨漏り修理は、修理をする場所や方法によってかかる費用が大きく異なります。そして、建物の大きさや被害の重度、または利用する業者によっても大きく異なります。
外壁の損傷が原因で雨漏りが起きてしまった場合はおよそ6万~10万円ですが、雨どいのつまりが原因で雨漏りが起きてしまった場合はおよそ5千円~5万円が相場です。損傷がひどいと100万円にも及ぶことがありますので、早めに業者に見てもらうようにしましょう。
これはあくまで相場であり、詳しい費用を知るためには、事前に利用を検討している業者のホームページをみて費用を確認したり、実際に見積りをとったりする必要があります。ホームページをみるときに、口コミも一緒に確認することで、信頼できる業者を見つけることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。雨漏りで壁紙にシミができているという場合の原因や、対策法などがわかりました。室内でどんなに応急処置をおこなっても原因を突き止めなければ意味がなく、その原因を見つけるのは容易ではありません。
応急処置の際に高所での作業が中心になったり、原因をなかなか見つけることができなかったりする場合には、無理をせず、業者に助けを求めるようにしましょう。プロなら、持ち合わせているあらゆる知識から原因をすぐに突き止め、再発しないように対策もおこなってくれます。
さらに、業者に作業を依頼した場合には、自分で道具を準備したり屋根の上に登ったりする必要がないので手間もかからず安全も確保することが可能なのです。
安全に快適な生活を取り戻すために、雨漏りで悩んでいるという方がいらっしゃいましたら、ぜひ業者に依頼してみてください。