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屋根の葺き替え工事|太陽光パネル設置にかかる費用相場を解説します

屋根の葺き替え工事|太陽光パネル設置にかかる費用相場を解説します

太陽光発電をお考えであれば、屋根の葺き替え工事をおこなうタイミングで太陽光パネルを設置しましょう。葺き替え工事は古い屋根材を取り除き、新しいものにするための工事です。そのときに太陽光パネルを設置すると、2回にわけて業者に依頼する必要がなくなるからです。

ただし、屋根の葺き替え工事と太陽光パネルの設置にかかる費用は高額になるため、依頼する業者は慎重に選びましょう。本コラムでは、屋根に太陽光パネルを設置した場合の費用相場をご紹介します。

また補助金が利用できることや設置できない屋根についても解説していますので、ご検討中の方はぜひ参考にしてください。

屋根の葺き替え工事と太陽光パネルの脱着の費用相場

もともと太陽光発電を考えていた場合、屋根のリフォームとともに太陽光パネルの設置も検討するのではないのでしょうか。また設置しているものを新しいものと交換する場合もあります。その際に気にするのが費用です。

屋根の葺き替え工事と太陽光パネルの脱着を一緒に依頼すると、どうしても高額になってしまいます。ここでは、屋根のリフォームのみの場合と、太陽光パネルの脱着を含めた場合の費用相場をご紹介します。

◇屋根のリフォームだけの場合

屋根の葺き替え工事をおこなう場合、かかる費用は約90万円~200万円(工期は1週間~2週間ほど)になります。ただし、葺き替え場所の広さや状況によって費用が変動するので、見積りをとってしっかり確認しましょう。

◇太陽光パネルの脱着の場合

太陽光パネルの脱着をする場合は、約20万円~40万円かかります。また屋根の葺き替えも含めた場合、100万円以上かかる場合があります。

新しく設置する場合は、太陽光パネル20枚で約200万円と高額です。またメーカーごとに費用が異なるので、くわしく知りたい場合は葺き替え工事のとき同様見積りを取りましょう。

補助金で費用を抑えることができる

屋根のリフォームや太陽光パネルの設置など費用が高額になるため、業者に依頼したくてもためらってしまいます。そのようなときは、お住まいの自治体から出してもらえる補助金を活用しましょう。

補助金の対象となるリフォームは、「省エネリフォーム」と「耐震リフォーム」です。太陽光パネルの設置の場合は省エネリフォームに分類されるため、補助金が出やすいとされています。ただし、補助金を利用するには条件がありますので、自治体に確認してみましょう。

◇屋根のリフォームで補助金を申請できる条件
  • 申請する市区町村にある建物のリフォームである
  • 普段居住している建物のリフォームである
  • 税金をきちんと納付している
  • 反社会的組織との関係がない
  • 同様の補助金を受け取ったことがない

上記のもの以外にも条件があります。また各自治体によって条件が異なるため、お住まいの自治体のホームページや電話などで確認しましょう。

補助金以外でも費用を抑えることができる

補助金以外でも費用を抑えることができる

台風や強風などで屋根が破損した場合、火災保険が利用できることがあります。ただし、条件を満たさないと保険は使えない場合がありますので注意しましょう。火災保険が適用されるには、一般的に以下のことを満たす必要があります。

◇火災保険が適用される条件
  • 屋根の破損や損傷の原因が「風災」など火災保険の補償範囲内
  • 屋根が破損、損傷してから3年以内
  • 修理費用が20万円以上

ただし、保険会社によって異なることもあるので、ご自身が加入している保険会社に一度確認することをおすすめします。

太陽光パネルが設置できない屋根もある

太陽光パネルは、すべての屋根に設置できるわけではありません。これから設置しようと考えていらっしゃる方は、ここでご紹介する設置できない屋根を参考にして確認してみてください。

垂木や野地板(のじいた)がない

野地板とは、瓦などの屋根材を設置する前に貼る板材のことです。また垂木は、棟から軒先に斜めに設置する木材のことです。太陽光パネルの設置はほとんどの場合、野地板や垂木に穴を開けて設置します。

そのため、もし垂木や野地板がない建物(倉庫など)に設置を考えている場合は、設置が可能か確認する必要があります。また、野地板や垂木が老朽化しているような建物には設置できない場合もありますので、覚えておきましょう。

屋根の勾配が急な屋根である

太陽光パネルを設置する際に、屋根の勾配も気を付けなければいけません。屋根の勾配が比較的ゆるやかな屋根であれば、太陽光パネルの設置は可能です。その中でも一般的に最適なのが30度(6寸)とされています。一度業者やメーカーに勾配を確認してみるとよいでしょう。

設置面積が小さい

太陽光パネルを設置するには、一定の面積がないといけません。たとえば3kW~5kWくらいの発電量の場合、必要となる設置面積は18平方メートル~30平方メートルほどとなります。そのため、希望の発電量に見合った大きさがなかったり、入り組んでいて広いスペースを確保できないような屋根の場合、設置できないことがあるのです。

上記以外にも、屋根の北側に太陽光パネルを設置するのはおすすめできません。設置はできるのですが、南側に比べて日当たりが悪いため、発電の効率がよくないからです。太陽光パネルを設置する際は、設置できる屋根かどうか確認してから業者に依頼しましょう。

依頼する業者は慎重に選ぼう

屋根に太陽光パネルを設置するには、費用が高額になります。そのため、業者探しをしているとき安い料金を提示している業者を選びがちになってしまうことでしょう。安いからといってその業者に決めてしまうのはよくないので、必ず2~4つほどの業者から見積りをとり比較しましょう。

それでも業者選びに悩んでしまうときは、弊社までご相談ください。弊社では、24時間年中無休でお客様からのご連絡をお待ちしております。お客様のご要望に沿った業者を弊社加盟店からご紹介させていただきますので、ご安心してご利用ください。

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