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雨漏り修理はコーキングだけなら自分でもできる!簡単応急処置方法とプロに任せるべきケース

"コーキングで雨漏り修理 自分でやる方法とプロに任せるべきケース"

結論から言うと、雨漏りはコーキングで直せます。
しかし状況によっては悪化して取り返しがつかない事態に発展するケースも。

そこで、コーキングを使った基本的な雨漏りの修理方法だけではなく、コーキングで修理できるケースとできないケースをご紹介します。

この記事で「コーキング修理は難しい」と思ったら、ぜひ雨漏り修理110番へご連絡くださいね。
プロならではの施工方法で安全に修理いたします。

まずはDIYによるコーキングが有効な雨漏りかチェック!

シーリング材(コーキング材)について

コーキングを始める前に、まずは雨漏りしている箇所にコーキングが有効かどうかチェックしてみましょう。コーキングで修理できない雨漏りはほかの修理方法を試すか、業者に修理を依頼することになります。

【チェックポイント1】外壁からの雨漏り

外壁からの雨漏りは、雨漏りの侵入口となるひびが入っているケースが多いです。外壁自体のひび割れだけでなく、コーキング部分の劣化も原因となる場合もあります。「ひび割れ」の範囲を超えた外壁の崩壊や、大きな損傷はコーキングでの修理は非常に難しいでしょう。このようなケースは自分で修理をするのではなく、雨漏りの修理業者に依頼することになります。

【チェックポイント2】窓・サッシからの雨漏り

チェックする箇所は、窓やサッシに施されているコーキキングです。コーキング部分にひび割れや欠けがある場合、その部分を補修します。一方で、天窓などのように極端に高い場所にある窓の補修は重大な事故に繋がる恐れがあるため、無理をせず雨漏りの修理業者に依頼することをおすすめします。

【チェックポイント3】屋根からの雨漏り

屋根の雨漏り修理を自分ですることは、基本的におすすめできません。確かに瓦のひびやスレートの劣化など、コーキングで修理できるケースは数多くあります。しかしながら、高い場所で作業しなければならないため、落下による重大な事故に繋がる恐れがあるからです。

また、屋根の構造を把握してないと一時的に修理できたとしても新しい雨水の通り道を作ってしまい、別の場所で雨漏りを発生させてしまうケースも多くあります。「屋根から雨漏りしている?」と思ったら、業者に依頼しましょう。

雨漏り修理110番では、窓やサッシからの雨漏りにも、屋根からの雨漏りにも対応しています。
高所の危険な雨漏りも、経験豊富なプロにお任せください。

雨漏りのコーキングのやり方

適切なシーリング材の選び方

ここまでは、「自分でコーキングできる雨漏りか確認することについて解説してきました。では、実際に雨漏りのコーキングの手順を見てみましょう。

雨漏り箇所へのコーキングのやり方

【1】下準備
古いコーキング剤は事前に剥がしておきましょう。また、コーキング剤がはがれないようにブラシや雑巾などで水洗いして汚れやゴミを取り除きます。穴をコーキングでふさぐ場合は、できるだけ平らにしておきましょう。

【2】マスキングテープを貼る
コーキング剤がはみ出て周囲を汚さないように、マスキングテープでガードします。

【3】コーキング剤を使う
コーキング剤を流し込んで塞ぎたい場所を補修し、ヘラで平らにして完成です。
作業が終わったらマスキングテープをはがすのを忘れないよう注意しましょう。製品にもよりますが、コーキング剤が乾くまでに最低1日かかる場合が多いので、製品の説明を確認することもポイントです。

自分で雨漏り修理するということのリスク

コーキングに限らず、被害が大きい雨漏りほど修理を自分でするということはおすすめできません。もちろん、前述のように高所での作業で落下するというリスクもありますが、それだけではないのです。

雨漏りが悪化する

雨漏りの修理は「雨漏りしている場所を塞ぐ」だけでは解決できないケースが多いです。自分で修理したことによって雨水の流れが変わり、目には見えない家の内部が濡れてしまい気が付かないうちに被害が悪化していた……というケースも。

自分で修理したことが原因で高額な修理費用がかかる

自然災害による雨漏りは火災保険の対象になります。
つまり、雨漏りの修理業者に依頼しても保険金で修理費用を支払わずに済む可能性があるのです。
しかし、自分で手を加えてしまうと保険金の審査が降りなくなる可能性が非常に高くなります。

もしすぐに直したい雨漏りを見つけたら、雨漏り修理110番へいつでもご連絡ください。
お客様のご要望に応じて高額な費用をかけずにすむ部分修理もおこなっております。
無料調査もおこなっておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

雨漏りのコーキングに必要なもの&コーキング材をチェック!

雨漏り修理におけるシーリング材(コーキング材)

雨漏りのコーキングに使う道具は、次の6つです。

  • コーキング剤
  • コーキングガン
  • マスキングテープ
  • ヘラ
  • プライマー
  • ハケ

道具についてひとつずつ見てみましょうコーキングが初めてで不安の方や、コーキングをしたことがある方もぜひご確認くださいね。

コーキングに必要なもの

・コーキング剤
コーキング剤はよく、似た用途の「シーリング剤」とどう違うか混乱している方もいるかもしれません。実は、同じものであるにも関わらず、業者によって呼び方が違うというのが現状です。厳密な違いがある部分もありますが、基本的には同じものと考えても良いでしょう。

・コーキングガン
コーキング剤を容器から押し出すために必要な道具です。コーキング材を使う際は、必ずセットで用意しましょう。

・コーキング剤の種類
コーキング剤には【1液型】と【2液型】があります。

1液型
  • そのまま使用可能
  • DIYや応急処置向け
2液型
  • 固めるためには別の材液を使う
  • 広範囲をシーリングする業者向け

また、コーキング剤は用途に応じて様々な種類が販売されています。補修する場所に合わせて購入するコーキング剤を選んでみましょう。

シーリング材のタイプ 【適した使用場所】 【メリット】 【デメリット】
シリコン系 ■ガラス
■キッチン
■浴室・浴槽
■簡単に手に入りコストもかからない
■耐久性・密着性が高い
■早く乾く
■上から塗装が行えない
■硬化後シリコンオイルにより箇所周辺を汚染する場合がある
ウレタン系 ■サッシまわり
■タイル目地・モルタル・コンクリートのひび割れ
■耐久性が高い
■上から塗装が行える
■変形シリコンに比べるとコストがかからない
■使用箇所周辺への汚染が少ない
■紫外線に弱いため、屋外への使用やガラスまわりには使用できない
■劣化が早い
変形シリコン系 ■サッシまわり
■タイル目地・モルタル・コンクリートのひび割れ
■屋根材・金属
■万能で幅広い場所で使用が可能
■上から塗装を行える
■使用箇所周辺への汚染が少ない
■シリコンと比較してコストがかかる
■塗料の種類や場合によってはベタつきやはじきが生じる
アクリル系 ■タイル目地・モルタル・コンクリートのひび割れ ■上から塗装を行える
■湿っている場所でも施工を行える
■耐久性が低く、劣化が早い
■使用できる場所が少ない
ポリサルファイド系 ■屋内外のタイル目地・サッシまわり
■ビルのカーテンウォール
■耐久性が高い
■汚れにくい
■上から塗装を行うと変色・変形する場合がある
■においが発生する

コーキングを綺麗に仕上げるために必要なもの

・マスキングテープ
コーキング剤がはみ出しても壁や窓にくっつかないようにするために役立ちます。

・ヘラ
コーキング剤で出来た表面のでこぼこを平らにならします。
周りを傷つけないように先が柔らかいコーキング用のヘラを選ぶのがおすすめです。

コーキングをしっかりくっつけるのに必要なもの

・プライマー
先に雨漏りを修理したい箇所へ塗っておくことで、コーキング剤の接着力が上がります。コーキング用のものを選ぶと良いでしょう。

・ハケ
プライマーを塗るために使います。プライマーに付属してる場合もありますが、そうでない場合は絵の具やメイク用の筆を代用することもできますよ。

まとめ

ここまで雨漏りのコーキングによる修理を自分でするやり方の解説をしてきました。外壁や窓など、ちょっとしたひび割れによる雨漏りならコーキングを試してみるのもよいでしょう。

少しでも不安な場合や、自分での修理が難しい場合はぜひ雨漏り修理110番にご連絡くださいね。建物の構造や雨漏りの仕組みを把握しているプロがかけつけますので、安心してご相談いただけます。